世界には色々な地名や国名があります。
しかし、英語での名称や発音が、日本人が日頃「カタカナ」で発音したものとはまるで違っている地域や国もたくさんあります。
そんな地名や国名をご紹介するコーナー。
一般教養として一緒に覚えていきましょう!
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015:「マカオ」
私(久末)もいまいちよく知らないのですが、「マカオ」というのは中華人民共和国の特別行政区の1つらしいですね。
場所がいまいち正確に思い出せない方は、こちらをクリックしてみてください。
(→「Google マップ、マカオ」)
「マカオ」は、英語では「Macao」と書かれます。
なんだかそのまま日本語と同じ発音で良いような気がしてしまいますが、実は違うのですね。
発音記号では、[məkáu]となります。
カタカナで書くとすれば「マカウ」という感じですが、日本語と違って「カ」のところにアクセントが置かれます。
日本語では、最初の「マ」が強いですよね。
上記の発音記号「ə」というのは「弱い発音」であり、かつ「アイウエオのどれにも聞こえることがある微妙な音」なのです。
よく「曖昧(あいまい)母音」なんて呼ばれていますが、本当に曖昧なのです。
まあ、この発音は基本的には「スペル」に従うのがよいと思います。
スペルが「a」なら「ア」の弱い音、
スペルが「i」なら「イ」の弱い音、
スペルが「u」なら「ウ」の弱い音、
スペルが「e」なら「エ」の弱い音、
スペルが「o」なら「オ」の弱い音、
という具合に発音すれば、だいたい近い音になるのではないかと思います。
で、「Macao」の場合は、「Ma」ですから、日本語の「マ」を弱い音にすればオーケーです。
「カ」は少しつぶれたような音、少し「エが混じったような音にするのがポイントで、さらにここにアクセントさえあればなお良いです。
香港やマカオに行く人は、是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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