日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「036」番です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
036:「プラットホーム」
いわゆる「駅のホーム」というやつですね。
これは英語では「platform」というように書かれます。
見てお気づきと思いますが、真ん中は「f」という文字なのですね。
発音記号で書くと、[plǽtfɔ̀ːrm]となります。
カタカナならば「プラッtフォーム」ということになりますね。
「なんだ、『ホ』が『フォ』になっただけか」と思わないでくださいね。
日本語の場合は「プラット」と「ホーム」の2つの言葉が合わさったように聞こえるでしょう。
しかし、英語では、「platform」は1つの語です。
さらにこの単語の母音は「ǽ」と「ɔ̀ːr」の2つがあります。
この2つのうち、前の方が強く、後ろは弱く発音されます。
音としてしっかりアクセントが乗っているのはこの2つだけなので、音も「2つ」聞こえます。
例えば、日本語なら、「タコ」という言葉がありますね。
海の生物の、あの「タコ」です。
これは2つの音と解釈されるでしょう。
標準語で「タコ」と言えば、前の「タ」が高く強く、後ろの「コ」は低く弱くなりますね。
この「タコ」というのと同じような感じで「platform」と一気に言うのです。
最初の「la」のところが「タコ」の「タ」で、後ろの「fo」のところが「タコ」の「コ」に当たる、と考えれば良いでしょう。
「タコ」というのは一瞬で言えてしまいますが、「platform」も同じリズム、同じ音程で言うことができるのです。
単に真ん中を「f」にすれば良い、ということだけではなく、「plat」と「form」を分けて発音せずに、一気に「1つの言葉」のように発音するのです。
ポイントとしては、「plat」の方を強くするというよりは、「form」の方を、グッと低く、弱く発音すると良いでしょう。
是非、声に出して実践してみてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)