日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「046」番です。
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046:「シャープペンシル」
いかにも英語っぽい名前の「シャープペンシル」ですが、そのまま英語で「sharp pencil」と言っても、まず通じないでしょう。
十中八九「先のとがった鉛筆」という意味に解釈されてしまうのがオチです。
ご存じの方も多いと思いますが、日本語のシャープペンシルは「mechanical pencil」と表現されます。
(※イギリスでは「propelling pencil」と呼ばれるようですが、ここでは米式の「mechanical pencil」のみご説明します。)
「mechanical」は、まあ、日本語の「メカニカル」に近い発音なので問題なく通じることと思いますが、一応発音記号だけ確認しましょう。
「mechanical」の発音記号は[məkǽnikl]です。
真ん中の「カ」の所にグッとアクセントを置いて強く発音するようにすれば問題ないでしょう。
一方、「pencil」(発音記号:[pénsl])もほとんどそのまま日本語の通りで通じます。
ただし、「ペンシル」の「シル」という部分は「スゥ」という感じにして、全体では「ペンスゥ」のように発音するのが良いです。
最後が「l」で終わる発音というのは、日本人には難しいかもしれません。
基本は「舌先を上の前歯のウラよりもやや上あたりつけておく」という状態のまま、舌の両サイドはどこにも触れないようにし、喉から「ウ~」といううなり声(こもっていない声)を出すのが「L」の発音です。
つまり、日本語では「ウ」のように聞こえるのが「L」単体の音なのです。
「mechanical」も「pencil」も、どちらも「l」で終わっていますので、最後は「ウ」のような音となるのです。
もっと詳しく知りたい方は、うちの教室で毎月行っている発音教室にご参加ください!
(今月26日開催はハロウィーンパーティーがメインですが。。。)
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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