日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズの「048」番です。

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048:「モデル」

ファッションモデルに読者モデル、はたまた車のニューモデルなど、日本語には様々な「モデル」があります。

そんな「モデル」という言葉ですが、英語では全然違う発音になります。

スペルで書くと「model」なので、一見そのままのような気がしてしまうかもしれませんね。

発音記号だと[mάdl]となります。

最初は「モ」のようであり、「マ」のようであり、どっちつかずの音ですが、まあ、ここはスペルに従って「モ」に近い方で発音するとしましょう。

ただ、完全な日本語の「モ」よりも、少しでも「マ」にも聞こえるような感じ、でもやっぱり「モ」というさじ加減が必要です。

で、この「モ(マ)」も部分にアクセントが置かれます。

そして、この次は、日本人には難しい発音です。

「dl」というのは、「d」と「l」の連続音」です。

「d」も「l」も、どちらも「舌先を口の中で上につける」ということをしなくてはなりません。

例えば「da(ダ)」と発音してみれば、舌先が口の中で上につきますね?

同様に「la(ラ)」と発音しても、舌先が上につくはずです。

つまり「d」も「l」も舌先を上につけて発音する、という共通点があります。

「d」は、舌先をつけた後に「離す」ということをした瞬間に空気がはじけて発せられる音です。

ところが、今回の単語では「d」のすぐうしろに「l」という、これまた「舌先を上につける」ような発音が来ていますので、このような場合には「d」の時に「舌を離す」ということをしないまま「l」の発音に入る、というテクニックが必要となります。

これについては、以前、別の記事で説明したのでそちらをご覧ください。
(過去記事はこちら「[t][d][l][n]の連続音」)

というわけで、「model」という単語は、「モァドゥ」のように聞こえるのですが、それは決して最後に「ドゥ」と言っているのではない、ということだけ覚えておいてください。

まあ、こればっかりは実際の音を聞きながら確認するしかありませんけどね(笑)

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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報

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