日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「055」番です。
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055:「パーセント、パーセンテージ」
日本語では「百分率」と表現されるもの、それが「パーセンテージ」です。
これの単位を「パーセント」と言います。
カタカナで書かれていますが、英語になると、これらは若干、発音の印象が違ってきます。
まず、「パーセント」は英語では「percent」となります。
発音記号だと、[pə(r)sént]となります。
日本語と違い、英語の発音では、最初の部分は「パー」と伸ばしません。
伸ばさないだけでなく、強弱という観点では「弱く」発音されます。
そして、その次の「se」の部分にグッとアクセントが置かれます。
最後の「t」を無声音(ひそひそ声)で発音すれば完成です。
次に、「パーセンテージ」は英語では「percentage」となります。
発音記号だと、[pə(r)séntidʒ]となります。
途中までは「percent」と全く同じ発音ですが、最後の「tage」のスペル部分の発音が要注意。
日本語だと「テージ」となりますが、英語では「ティヂ」という感じです。
つまり「テー」という伸ばす音ではなく、短く、しかも「イ」の音を使って「ティ」とするのです。
さらに最後の「ジ」の部分は、日本語だと「舌先」がどこにも触れないように発音できますが、英語の「ge」のスペルの場合は「舌先」を口の中で上あごに触れて発音します。
ちょうど、「チ」というカタカナの発音をするのに似ています。
「チ」と発音すると、舌先が口の中で、上の前歯よりも手前の所に触れますね?
その感じで、気持ちだけ濁点(だくてん)をつけるような感じで、ただし、「無声音」で「ヂ」と発音するのです。
そうやって「パセンティヂ」と発音すれば、英語の発音にかなり近づきます。
是非やってみてください。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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