日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズの「056」番です。
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056:「カフェ」
私はあまり一人では行くことはありませんが、「カフェ」と言えば、日本語では要するに「喫茶店」の現代風な表現のことですね。
もともと「カフェ」という言葉は「コーヒー」そのものを指していましたが、今では「コーヒーが飲める店」を指すようになったと思われます。
「カフェ」は英語では「café」となります。
ん?
最後の「e」が「é」となっていますね。
そう、これはそもそも「英語」ではなく「フランス語」なのです。
ただ、フランス語起源ではありますが、今では「英語」として通じます。
これの発音記号は、[kæféi]となります。
アクセントは、後ろの「fei」の部分に置かれます。
ただ、英語圏ネイティブでも、もしかしたら最初の方に置かれるかもしれませんが、私が知る限り、アクセントは後ろに置かれる場合が多いと思います。
カタカナで書くなら、「キャフェイ」という感じです。
実際には、最初は「キャ」ではないのですが、まあ、「キャ」にしておけば十分に通じるでしょう。
そして、「f」の発音は、日本人には慣れないと難しいですが、下唇をうまく上の前歯に当てて、空気がこすり出されるような音を出しましょう。(「f」の発音についてはこちらをご参照ください。)
そして最後は、アクセントをグッとおいて「エイ」と発音します。
「エ」で止めないで、きちんと最後は「イ」でフィニッシュを決めてください。
これで「カフェ」というカタカナで発音するよりも、何倍も通じやすくなることでしょう。
是非お試しあれ。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
※ここでご紹介した発音は、デュープラー英語学院で毎月開催される「発音教室」で練習します。興味のある方はこちらをご確認下さい。→「発音教室&英会話」開催情報
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