日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。

それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
105:「シンデレラ」

 

シンデレラと言えば、「カボチャの馬車」や「ガラスの靴」などで有名な童話ですね。

日本語で「シンデレラ」と発音しても、英語では「What?」と聞き返されてしまう可能性があります。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

「シンデレラ」は、英語では「Cinderella」と書かれます。

これは、「cinder(灰)」と「Ella(”エラ”という女の子の名前)」に分かれるという説があります。

Ellaという名の少女が、灰(cinders)を被っていた姿を見て、いじわるな継母が「これからはあなたをCinderellaと呼びましょう」と言ったとか。

まあこれは諸説あるうちの1つに過ぎませんけれど。

 

「Cinderella」は、発音記号では[sìndərélə]となります。

カタカナで書くならば、「スィンダレラ」という感じです。

最初の音は日本語のように「シ」とせず、「si」の発音、つまり「スィ」のような感じの音です。

続いて「ダ」の部分は、少しこもった感じにして、弱めに「ダ」と言いましょう。

次の「re」のスペルの部分が、「第一アクセント」の置かれる部分です。

つまり、「re」の部分の「レ」という音を、強く高く、ハッキリと発音するようにしましょう。

ただしこれは「r」の発音ですので、舌先をどこにも触れないように、こもった音から始めるように注意しましょう。

最後の「ラ」の部分は、その前の「レ」に比べると低く、弱い音になります。

ただ、ここは「L」の発音ですので、舌先を上あごに引っかけて、ぷるんと外しながら喉から「ア」という音を出すようにしましょう。

「R」と「L」が連続している単語は難しいものですが、練習を重ねれば必ず上手くできるようになります。

なお、この言葉のポイントは「レ」のところにグッとアクセントが置かれるというところですので、是非練習してみてください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!

(これまでの記事一覧はこちら。)

 


 

本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。

キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。