「あれから3年…」な〜んて、たいそうなタイトルをつけてしまいましたが、なんてことはありません。
2012年6月22日、私(久末)はふとしたことをきっかけにして、「これからは左手で箸を持って食事しよう」と決めたのです。
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それ以来、私は「左手」で箸を使ってきました。
私にとって「左手」は利き手ではありません。
なので、「左手」で箸を使うということを始めた当初は、それはもう大変でした。
ですが、人間、やれば少しずつ慣れるものです。
だんだんと左手で箸を使う「コツ」のようなものがつかめてきました。
それでも、3年経った今でも、左手で箸を使うとまだまだ不自由を感じます。
これは「外国語を使って生活する」ということに似ているように思います。
「右手(利き手)」というのは「母国語」。
「左手(利き手と逆の手)」というのは「外国語」。
「左手の箸」も「外国語」も、どちらも「使い慣れない新しいこと」と言えます。
子供の頃から慣れ親しんだものではなく、「使い慣れない新しいこと」を取り入れようとするのは、楽なことではありません。
それでも、積極的に、継続的に使い続けていけば、少しずつ、少しずつ、自分の身体が慣れてきます。
そりゃあ、最初は大変です。
いや、最初というより、しばらく経っても大変です。
私は3年間も左手で箸を使い続けてきましたが、今でも「右手」にはかないません(笑)
「右手」は「母国語」なのですから、当たり前です。
しかし、「左手」だって、だいぶ自由に動くようになってきました。
外国語も同じです。
辛抱強く使い続けることが大事なのです。
私は左手で箸を使うということを、一人でひっそりと続けていますが、英語もまた、学習者一人一人が、ひっそりと続けていくことなのだろうと思います。
「そのうち、少しずつ、きっと自分の身体が慣れてくれる」と信じ、続けてみましょう。
私もまだまだ、左手で箸を使うということを続けてみます!
<おしまい>