(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら

 

英語の学習法には様々あります。

その中でも、「英文を作る」というアウトプットのトレーニングは必要不可欠です。

なぜなら、「英語ができる」ということは、「英語で文を作ることができる」ということだからです。

今日は、英文を作るためのトレーニングの方法について一緒に考えてみましょう。

 

<アメブロからの続きはここから>

 

前回、英文を作るトレーニング方法としては、「易しい英文を、時間をかけずにたくさん作る」というのが効果的だ、と書きました。

これの反対で、「難しい英文を、時間をかけて少しだけ作る」というトレーニング法はあまりお薦めできません。

例えば、難しい英文を1つ作るのに「15分」もかけたとしましょう。

この場合、仮に「1時間」の間に「4つ」しか英文を作ることしかできません。

毎日1時間もかけていても、たったの「4つ」しか英文を作ることができないのでは、長い目で見て、その効果はあまり期待できそうもありません。

もちろん、全然効果がないとは言いません。

しかし、1つの英文を作るのに「15分」もかけていたのでは、毎日やる気力も失せてしまいそうです。

 

では、どれくらいが良いのでしょうか?

お薦めなのは、「1文あたり1分か、長くても2分程度」です。

これならば、仮に「15分間」の時間でも「10〜15個」程度の英文を作ることができます。

もしも「英作文問題集」のようなものがあればもっと早く作ることができそうですが、そういうテキストはいつか終わってしまうものです。

同じテキストを何度も繰り返しても良いですが、「英文を作る」という行為は、その問題自体も「自分で作る」方が良いです。

自分にとって易しいと感じられるような英文を、何度も何度も繰り返す。

そうすると、似たような表現を何度も使うことになりそうですが、それで良いのです。

実際、アメリカで生活していると、毎日「同じような表現を繰り返している」ということが多々あります。

そうやって何度も繰り返してきた表現こそが、いざという時に「とっさ」に出るようになるのです。

難しい英文に挑戦し、繰り返す回数が足りなければ、いつまで経っても「とっさ」には出るようにはなりません。

「英語ができるようになる」ということは、「カンタンに英文を作ることができるようになる」ということです。

せっかく英語学習のために時間を割くのならば、「易しい英文」を何度も何度も繰り返してみましょう。

 

<続く>

 


 

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