中学生や高校生は、来週辺りから冬休みでしょうか?
休みの間は学校の授業がストップするので、その間に先に進めておくと、色々と良いことがあります。
「英語」は日々の学習の積み重ねですから、冬休みに入る前に、やるべきことを整理しておきましょう。
今日は、前回の続きをご紹介します。
<アメブロの続きはここから>
前回、まずは以下のことを実践しましょう、と書きました。
1. 教科書の本文で、「発音の仕方」が分からない単語をゼロにする。
2. 教科書の本文で、「日本語の意味」が分からない単語をゼロにする。
3. 教科書の本文で、「文法」が分からない部分をゼロにする。
4. 教科書の本文のCDを毎日聴く。
5. 教科書の本文を「正しく」かつ「スラスラ上手に」声に出して読めるようにする。
6. 教科書の本文をノートの「左ページ」に書き、単語1語1語の意味を下に書く。
7. 教科書の本文の「日本語訳」をノートの「右ページ」に書く。
「1」と「2」については、「辞書を引きまくる!」ということになります。
ここは大変な作業ですが、これをやらずして英語ができるようになることはありません。
上級者になればなるほど、「辞書を引くことに慣れている」という共通点があります。
英語初学者は、最初は大変ですが、辞書を引き続けていれば、少しずつ慣れていくはずです。
さて、上記の「1〜7」を完成させるのは、「授業の開始前」です。
つまり、「予習」として、学校の授業よりも前に終わらせておくのです。
そうすることで、「予習」の時点で自力では曖昧だった部分や理解が不十分だった箇所を事前に把握しておくことができます。
そして、授業の時には、自分の理解が足りていない部分に注意しながら、教師の話をよく聞くのです。
教員によって、細かい説明をしてくれたり、あるいは説明の代わりにプリントを配ったりと様々です。
ところが、自分が予習した時点に理解できていなかった箇所について、授業中に十分に説明されないこともあります。
事前に予習していたからこそ、「授業中に聞きたい箇所」が明確となります。
もしも授業中に十分な説明がなかった箇所があったとして、それを自分がよく理解できていなかったのだとしたら、授業が終わってから、教師に質問をしに行ってみましょう。
たいてい、教師という人達は、質問されることを喜びます。
学生達が質問してきたら、たいていの教師は喜んで説明してくれると思います。
学校の授業で十分に理解できなかった箇所を「塾」や「家庭教師」などに質問するのも良いのですが、学校の定期試験の問題を作成するのは学校の教員です。
例えば「英文和訳」などは、学校の教員の解釈と、塾講師や家庭教師の解釈とで異なっている場合もありますので、学校の定期試験対策としては、やはり学校の教員に質問するのがベストです。
もちろん、学校の英語教師の誰もが最高の英語力を持っているわけではありません。
質問した内容について、教師であってもわかりやすい説明をすることができないことがあります。
そのような場合に、塾講師や家庭教師に「補足」として質問するのは良いでしょう。
しかし、最終的には、「学校の教師の解釈」をきちんと把握しておくことが、点数アップにつながりやすいと言えます。
というわけで、まとめると次のようになります。
8. 「1〜7」を学校の授業の「前」に終わらせておき、不明な点があったらすぐに教師に尋ねる。
是非、やってみてください。
さて、実はまだこの続きがあります。
また次回をどうぞお楽しみに!
本校では、「大人」だけでなく、「小・中・高生」を対象にしたレッスンも行っています。
「英語がすっかり分からなくなった」という人や「英語が苦手」という人も、まずはお気軽にご相談ください。