(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら)
英語学習者にとって「単語学習」は避けて通ることができない道です。
しかし、その道は易しいモノではありません。
多くの学習者を挫折させるには十分なほど、厳しく、険しい道と言えるでしょう。
そして、「単語」を多く覚えようとするあまり、やってはならないやり方で突き進んでしまう人もいます。
さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!
<アメブロからの続きはここから>
「単語」を覚える方法にはいくつもあります。
その中で、割と一般的なのが「市販の単語集」を使った方法ではないでしょうか。
自分のレベルに合った内容の単語集を買ってきて、それをドンドン覚えていく。
まあ、これ自体は悪いことではありません。
しかし、いくつか気をつけなくてはならないことがあります。
その1つが「品詞の理解」というものです。
「単語」は「文」を作るためには必要なものです。
単語を並べていけば文ができるのですから当然と言えば当然です。
しかし、単語をテキトーに並べていけば文が出来上がるというわけではありません。
単語を「適切な形」にした上で、「適切な順番」で並べていかなければ、伝えたい内容を持つ文にはなりません。
文を作る上で、単語の「形」と「並べ順」に関するルールをまとめたものを「文法」と言います。
文法を知らなければ、単語の使い方がわからないのです。
そして、「文法を知る」ということは、すなわち「文型と品詞を知る」ということになります。
つまり、「文型」を知らずして文法を知ることはなく、また「品詞」を知らずして文法を知ることもないのです。
「文法」を学ぶためには、「文型」と「品詞」という2本柱の理解が必須です。
さて、「単語」を覚えていこうとする人が一番やってしまう「過ち」というのが、「とにかく日本語の意味だけと付け合わせていく」というやり方です。
「英単語」と「日本語の意味」を1対1で付け合わせていく。
「carは車、redは赤、speakは話す」という要領です。
もちろん、小学生など、本当に初期の学習者にとってはそれでも十分でしょう。
しかし、中学生2年生、あるいは中1でも2学期後半辺りからは、「日本語の意味」だけで英単語を覚えていこうとするのは危険です。
自分が覚えようとする単語が、「文の中」に入った時に、どのような「働き」をするのかを一緒に理解しなくてはなりません。
そのためには、まずは「品詞」を理解していくことがとても大切です。
では、「品詞」というものはどのように学習していけば良いでしょうか?
次回、この続きをご紹介しますね。
どうぞお楽しみに!
<続く>
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