(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら)
誰にとっても「英単語をドンドン覚えていく」ということは易しいことではありません。
単語をドンドン覚えていくことができたらどんなにいいだろう!
しかし残念ながら、単語は「地道に、覚えては忘れ、また覚えては忘れ」というプロセスを辿るしかありません。
ただ、そういう地道なプロセスを辿りながらも、最も効率的で、最善な単語学習法を探すことはとても大切です。
さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!
<アメブロからの続きはここから>
前回、「単語」を覚えていく際に重要なポイントとして「品詞の理解」が挙げられると書きました。
「品詞」というものを理解していくだけで、単語を覚えるスピードが劇的にアップします。
では、「品詞」とは何でしょうか?
それは、「英文の中での働きによって言葉を分類したもの」です。
品詞は、具体的には、いかの8つに分けられます。
1. 名詞
2. 代名詞
3. 動詞
4. 形容詞
5. 副詞
6. 前置詞
7. 接続詞
8. 間投詞
もっと細かく分けると、「助動詞」や「冠詞」や「関係詞」や「疑問詞」などもあるのですが、まずは大ざっぱに上記の8つに分類しましょう。
英語における「品詞」は、繰り返しますが「文中での働き」によって決まります。
例えば、「walk」という単語。
これは、「歩く」という日本語に訳される場合に「動詞」に分類されますが、「散歩」や「歩行」という日本語に訳される場合には「名詞」に分類されます。
例1: I am going to walk to the library.
「私は図書館まで歩くつもりだ。」
(→「walk」は「動詞」と解釈される。)
例2: They really enjoyed the walk with my children.
「彼らは私の子供達との散歩を本当に楽しんだ。」
(→「walk」は「名詞」と解釈される。)
同じ単語であっても、英語の文中での「働き」によって、品詞が異なるのです。
ということは、それぞれの品詞が文中でどのように働くのかを理解しなくてはならないということです。
「品詞の働き」を理解するのは「文法学習」の範疇(はんちゅう)です。
つまり、「単語」を覚えるためには「品詞」を理解しなくてはならず、「品詞」を理解するためには「文法」を学習しなくてはならないということです。
よく、「文法はよく分からないが、単語をとにかく覚えよう」とする人がいます。
そういう人は、決まって「品詞」を理解しないままで単語を覚えようとしてしまいます。
「品詞」を理解しないで単語の「日本語の意味」だけを覚えようとすると、いつか自分で英文を作ろうとした時に、せっかく覚えた単語を正しく使うことができません。
なので、「単語学習」と「文法学習」を同時に進め、そこに「品詞の理解」を持つことがとても重要なのです。
さて、文法学習を進めた上で単語を覚えようとすることが大切なのはお分かり頂けたと思いますが、さらにもう1つ、単語学習においてとても有効な方法があります。
それは…
続きはまた今度!
どうぞお楽しみに!
<続く>
本校では、「品詞」を理解するために重要な「文法学習」を基礎から丁寧に指導しております。
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