(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら)
英語力をアップさせるには、「語彙力」つまり「単語力」を向上させることが必須項目と言えます。
しかし、「単語」というものはそう簡単に身につきません。
前回までに当ブログでご紹介した方法以外に、「単語」の力をアップさせるためにやれることがあります。
さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!
<アメブロからの続きはここから>
前回までに、英単語を覚えていくには、以下のことを実践すると良いと書きました。
1. 「スペル」だけでなく、「発音記号」と一緒に覚える。
2. 「日本語の意味」だけでなく、その単語の「品詞」を理解した上で覚える。
3. 「単語1つずつ」ではなく、その単語が使われた「文」をまるごと覚える。
4. 「覚えた単語」を使って、自分で「英文」を作ってみる。
5. 「市販の単語帳」を使い、ザーッと日本語訳を見ていく(ということを何度も繰り返す)。
さて、今日はこれ以外の方法で「単語力」を上げるやり方をご紹介します。
それは、実にシンプルではありますが、「本」や「新聞」を読む、ということです。
日本語でも、読書をたくさんする人は、それだけ「言葉」をたくさん知っているものです。
外国語でも同じで、「読書」をたくさんすることによって、「単語力」を上げていくことが可能です。
私(久末)の場合、よく読むのは「Penguin Readers」などのペーパーバックです。
「ペーパーバック」というのは、表紙も少々安っぽい紙で出来ているような本のことです。
「Penguin Readers」には、初級から上級までのレベルに合わせた様々な本がありますので、自分のレベルに合ったものを選ぶことが出来ます。
本を選ぶ基準は、「それほど難しさを感じない程度のもの」にすると良いでしょう。
あまり難しいものを選ぶと、読み進めていくことが困難になってしまいます。
1ページあたりに分からない単語が10個程度ならば読み進めるのはそれほど難しくはないでしょうが、1ページの半分以上が分からない単語だとしたら、まず継続できません。
易しい単語と感じながらも、時々知らない単語が出てくる。
そういうレベルのものを選んでたくさん読んでみましょう。
そして、自分のレベルが上がったと感じたら、本のレベルも少しずつ上げていけば良いのです。
本に出てきた単語というものは、意外に強烈な印象で残ることがあります。
市販の単語帳ではあまり印象に残らなかった単語も、「ストーリー」の中で使われていくとまるで別のもののように感じられるものです。
ペーパーバックは、もしかしたら少々値段が高いかもしれませんが、古本屋などでは比較的安く手に入ります。
是非、実践してみてください。
<続く>
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