なんだか今週は「文法」の内容が続いております。
私は基本的には、「文法学習」も「語彙学習」も、「音声」につながらなくては役に立たないと思っています。
なので、たまたま今週あたりからこのブログを読み始めた方は「文法至上主義」の英語教室なのかなぁ、と誤解しないようにお願いしますね。
さて、音声学習をしっかりやった上で「文法」を学習していくと、とても役に立ちます。
ところが文法は「理屈のかたまり」なので、ニガテに感じてしまう人も多いですね。
そこでご存じこのコーナーは、「文法書の目次だけ」をざ~っと眺めてみて、文法の勉強をした気になっちゃおうという主旨で始まったのでした。
今日のテーマは「名詞節を導く従位接続詞」なのですが、これでもう何がなんだか分からない人もいるでしょうね。
でもまあ、とりあえず見てみましょう。
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第12章 接続詞
第4節 「名詞節」を導く従位接続詞
1. 「that」の用法
(1) 「~するということは(が)」(「主語」としての機能)
(2) 「~するということを(に)」(「動詞の目的語」としての機能)
(3) 「~するということ(だ)」(「補語」としての機能)
(4) 「~するという」(「直前の名詞の同格」としての機能)
(5) 「~するということを」(形容詞を修飾する副詞節のような機能)
2. 「if」「whether」の用法
(1) 「~するかどうかは(が)」(「主語」としての機能)
(2) 「~するかどうかを(に)」(「動詞の目的語」としての機能)
(3) 「~するかどうか(だ)」(「補語」としての機能)
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さあ、いかがでしたか?
今回は「名詞節」というものに絡んだ「従位接続詞」の話でした。
まず「名詞節」ってなんでしょう?
これを理解するには「名詞」とは何かを理解しなくてはなりませんし、「節」とは何かも理解しなくてはなりません。
それから、「従位接続詞」ってなんでしょう?
「従位」の「従」は「したがう」と読めます。
では「従」があるなら、「主」があるのかな、と想像できますね。
それは一体なんのことでしょうか??
それから、今回の話は「名詞節を導く」というタイトルになっているのですが、そもそも「導く」ってなんでしょうねぇ。
「導く」ということは、「何かを引っ張ってどこかへ連れて行く」っていうことかな?と想像できます。
英文法の目次に書かれた言葉は、とても難しいものばかりです。
でも、1つ1つの言葉を見て、「難しいから分からない」と言ってあきらめないことが大事です。
単なる目次であっても、「想像力」を使って考えてみると、何かしらのストーリーが見えてくるかもしれません。(見えてこないかもしれませんけど。。)
想像力を使うことは「考えること」につながります。
目次だけでなく、英文法の本文を読み解く際にも、想像する力や考える力は必要となります。
英文法が嫌いで苦手だったという人は、まずは「想像する」ということを一生懸命やってみると良いと思います。
そして、自分の想像を浮かべた後で文法書の本文を読んでいくと、もしかしたらそれほどイヤではなくなっているかもしれません。
さて、次回は「従位接続詞」の続きをご紹介します。
どうぞお楽しみに!
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