(「残念な英語学習法」シリーズ過去記事はこちら)
英語の辞書、いわゆる「英和辞典」というものは、単に「英語」から「日本語」に言葉を置き換えたものを載せているだけではありません。
そこには数々の情報が記載されています。
賢い英語学習者ならば、辞書に書かれている情報を最大限に活用するはず!
さあ、今日も「残念ではない英語学習法」を模索してみましょう!
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「辞書」を引くと、必ずどの言葉にも「品詞」が書かれています。
そのうち、「名詞」に関しては、多くの場合「C」か「U」かの記載があります。
「C」というのは「Countable」という言葉の頭文字です。
「count」は「数える」という意味ですので、「countable」は「数えることができる」という意味です。
一方、「U」というのは「Uncountable」という言葉の頭文字です。
「Countable」の最初に「Un-」という接頭辞がついたので、これは「否定」の意味が加わったもの、つまり「数えることができない」という意味なのです。
英和辞典で「名詞」を調べた時に、その名詞が「Countable」と「Uncountable」のどちらかなのかを確認することはとても重要です。
「C」の場合、名詞は「単数形」と「複数形」の2つの形に変化します。
「単数形」の場合には、「a」や「an」といった「不定冠詞」を添えることができる場合があります。(文脈によります。)
一方、「U」の場合は、数えられない名詞なので、文法的には「単数」として扱われますが、不定冠詞「a」や「an」などを添えることはできません。
日本人にはあまり馴染みのない「単数形」と「複数形」という概念は、英語の世界ではとても重要なのです。
従って、自分が英語で何かを表現したい場合には、文の中で使おうとする「名詞」が「数えられる名詞」なのか「数えられない名詞」なのかをきちんと区別しなくてはなりません。
それをきちんと把握した上で、文の意味によって「単数形」にしたり、あるいは「複数形」にしたり、あるいは「a」や「an」などの不定冠詞をつけたりつけなかったり、というコントロールが可能となります。
辞書で「名詞」を調べる時には、是非意識してみてください。
<続く>
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