一度できあがったものを、もう一度はじめから「やり直す」ということは、多くの場合「精神的な苦痛」を伴います。
「原稿」を書き直す。
「料理」を作り直す。
「食器」を洗い直す。
「洋服」をたたみ直す。
「データ」を入力し直す。
できることならば、「やり直し」などしたくはない。
「やり直し」をしなくてはならない状況になった時、たいてい誰でも「イヤだな」という気分になることでしょう。
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「やり直し」というのは、元来、心地の良いことではないかもしれません。
しかし、たいていのことは「やり直し」をした後の方が「完成度」が高くなります。
さらに、一度目よりは、二度目の方が「短時間」でできることもあります。
内容には大きな違いはないのに、「完成度」と「かかる時間」が改善されるのです。
それはつまり、「自分の経験値が上がった」ということを意味します。
ということは、「やり直し」をしなければ、自分の経験値は上がらないままだったかもしれません。
誰かに「やり直し」を命じられると、気分が凹んだり、落ち込んだり、イライラしたりするでしょう。
そんな時、「自分の経験値」が上がることを期待して、自ら進んで「やり直し」をやってみると、自分の精神状態をそれほど崩さなくても済むかもしれません。
自分の経験値を高めるためには、いずれにせよ、何度も繰り返し「やり直す」ということをしなくてはならないのですから。
<終わり>