英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「superior」という言葉です。
これは「より優れている」という意味です。
この単語は、この形のままで「より〜」という「比較」の意味を持っているのですが、これの後ろには「than」ではなく「to」が置かれます。
「His computer is superior to mine.(彼のコンピュータは私のものよりも優れている。)」という具合です。
さて、この「superior」という言葉は、日本人は色々な方法で発音します。
「スペリアー」と読む人もいれば、「スペリオール」と読む人もいれば、あるいは「シューペリア」のように読む人もいます。
いずれも英語の発音としては少し違っています。
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「superior」は、発音記号では[supíəriər]となります。
カタカナで書くとしたなら、「sピアリァ」という感じです。(最初の「s」は無声音です。)
アクセントが置かれている部分の発音は「ペ」ではなく「ピ」です。
そして、「ピ」の後ろは、いきなり「リ」にするのではなく、いったん「ア」を軽く入れてから「リ」とします。
つまり、この単語の真ん中は「ピアリ」というような音になるのです。
最初の「s」を無声音で「ス」と発音したら、「ピアリ」と発音しましょう。
そして、その「リ」の部分は「R」のスペルですから、「舌先」をどこにも触れずようにし、かつ「舌の両サイド」を上の奥歯の内側にこするようにして発音します。
最後には、「リ」の後でいったん舌が伸びた後で、再び舌を手前に丸めながら、やや軽めに「ア」と発音します。
ちなみに、「Superior」というのは、北米大陸にある「五大湖」の1つの湖の名前としても有名です。
湖の名前は、日本語では「スペリオル湖」となっていますが、英語ではやはり「sピアリァ」という感じの発音になります。
湖の名前から連想して「スペリオル」と発音しないように気をつけましょう。
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