英語を身につけていく方法は、「誰かに教わる」か「自分1人でやる」かという2つの方法に分かれます。
どちらの方が良いでしょうか?
どちらにもメリットとデメリットの両面がありそうです。
両者をバランス良く取り入れていくのが賢い学習法と言えそうですが、「誰かに教わる」という方法に大きく偏ってしまっている人も多いのではないでしょうか?
英語は、最終的には「自分1人」で扱えるようにならなくてはなりません。
ということは、「自分1人でやる学習法」というものを、遅かれ早かれ取り入れてくことがとても重要です。
ところが、多くの英会話スクールでは、「自分1人でやる方法」というものをあまり指導していないようです。
「自分1人」でやるということに重きを置かないスクールに通っていては、いつまでも「自分1人で英語を扱えるようになる」というところにまで到達しないのではないでしょうか。
では、「自分1人」でやるというのは、具体的には何をどうすれば良いのでしょう?
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まず、「英語を身につけていく」ために必要なことは、主に以下の4つです。
1. 英語の音声をたくさん聞くこと(=音のインプット)
2. 英語の音をたくさん発すること(=音のアウトプット)
3. 単語を覚え、文法を理解すること(=英文構造のインプット)
4. 単語を使い、文法を使って英文を作り出すこと(=英文構造のアウトプット)
大まかに言えば、「音」は「感覚」によって身につくものであり、「英文構造」は「頭の理解」によって身につくものです。
「音」と「英文構造」の両方を、それぞれ「インプット」して「アウトプット」するということをひたすら繰り返すうちに、だんだん自分の中に定着していきます。
どれも最終的には「自分1人」でやれるようにならなくてはなりません。
しかし、最初から自分1人でやれるものばかりではありません。
特に「アウトプット」に関しては、最初から自分1人でやるのは困難です。
「アウトプット」というものは、自分以外の誰か(第三者)がそれを受け取り、何らかの反応としてアウトプットした人に返す、というプロセスによってようやく「質の向上」が見られるものです。
闇雲にアウトプットして、自分の独りよがりのものを作り出すだけでは、いつまでも「質の向上」は見られません。
そこで、「アウトプット」については、学習初期の頃は、教師やネイティブスピーカーなどにみてもらい、どこがおかしくてどこが正しいのか、どこか自然でどこが不自然なのか、というフィードバックを求めることが重要になってきます。
しかし、「アウトプット」と「第三者からのフィードバック」を繰り返して行くと、そのうち、第三者のフィードバックが不要になるくらい高い質のものをアウトプットできるようになっていきます。
そうなれば、あとは「自分1人」で学習を進めていけば良いのです。
もちろん、時には第三者のフィードバックをもらうことが必要なこともありますが、概ね「自分1人だけ」で進めていけるようになります。
一方、「インプット」に関しては、割と初期のころから「自分1人」だけで行うことができます。
ところが自分1人で行えるはずのインプットまでも「誰かと一緒に」あるいは「誰かに習いながら」というように、「第三者」の助けを求める人がたくさんいます。
「自分1人」だけでできる方法を探さずに、はじめから「誰かと一緒でなくてはできない」と思い込んでしまっていると、いつまでも「アウトプット」に移行できません。
例えば、上記の4つの項目の1つ目、「1. 英語の音声をたくさん聞くこと(=音のインプット)」については、誰かと一緒でなくてもできます。
「英文を朗読したCDを繰り返し聞く」や「同じ映画を何度も見る」など、自分1人だけでやる方法はあります。
「目の前で外国人が話す英語」だけが英語の音声ではない、ということです。
「自分1人」だけでできることは、「毎日」繰り返して行うことができます。
自分だけなのですから、生活の中の時間の使い方を自分で工夫すれば良いのです。
しかし、「誰かと一緒」でなくてはできないことは、「毎日」繰り返すことが難しくなります。
「毎日」繰り返すということが難しければ、「量」を確保するのも難しくなります。
「量」を確保できなければ、どのようなことも身についてはいかないでしょう。
人が何かを身につけていくには「量」が必要だからです。
だから、英語を身につけていきたいと願うならば、「量」を確保するために、「自分1人」でできる方法を探し、それを毎日繰り返し実践してみましょう。
本校では、「自分1人」でできる学習法を指導しています。
教室では、主に生徒が「アウトプット」したものを確認し、第三者の目として生徒本人にフィードバックするようなレッスンを行います。
「無料説明会」は随時受け付けております。
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