英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「purchase」という言葉です。

見たところ、この言葉は「pur」と「chase」の2つに分けられそうですね。

これをそれぞれ発音すると「パー」と「チェイス」だから、2つ合わせて「パーチェイス」だな、と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、「purchase」の正しい発音は「パーチェイス」ではありません。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「purchase」は、発音記号では[pə́ːrtʃəs]となります。

カタカナで書くならば「パーチェス」あるいは「パーチス」あるいは「パーチャス」という感じです。

色々書きましたが、まず最初の[pə́ːr]の[ə́ːr]の部分は、唇を少し「タテ」に開けた状態で、舌を手前に丸めながら「アー」と発します。

後半の「chase」の部分は、「チェス」か「チス」か「チャス」のいずれにも聞こえるような中途半端な音になります。

[ə]という発音記号は「曖昧母音」とも呼ばれ、スペルによって「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」のどれにも聞こえる音なのです。

「チェイス」という音にはなりませんのでご注意を。

 


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