「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ!」と仕事に追われている人、結構多いのではないでしょうか?
自分がこなすことのできる量を超えて仕事を抱えている状態を「オーバーワーク」と言いますね。
オーバーワークの状態は、自分の中の「少しの意識」で改善できるかもしれません。
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オーバーワークの状態に陥っている人の中には、「責任感」の強い人が多いように思われます。
「責任感」が強いというのは、本来「良いこと」と言えそうですが、もしも「責任感」そのものがオーバーワークの原因の1つになっているとしたらどうでしょう?
「責任感が強い」ということがオーバーワークを誘発しているという可能性があります。
それはどういうことでしょうか?
自分に与えられた仕事に対して、「これは自分がきっちりやるべき仕事だ」と認識することはとても重要です。
責任感が強い人は、そうした認識が人一倍強いと言えます。
そうした人は、「人から与えられた仕事」もそうですが、時に、「誰もやりなさいと言わないけれど、自分がやるべきだと思う仕事」までもこなそうとすることがあります。
「誰もやりなさいと言っていない」にも関わらず、他の仕事の延長線上にある仕事について、「これも、言われていないけれど、自分がやるべきだ」と捉えてしまうのです。
責任感がさほど強くない人ならば絶対に手を出すことのないような仕事に手を出す、というのは、良い見方をすれば「気が利く」となりますが、悪い見方をすれば「余計な仕事を増やしている」とも言えます。
自分の時間にゆとりがあり、精神的にもゆとりがあるというのならば、そうした「延長線上の仕事」に手を出しても構わないでしょう。
しかし、自分自身にゆとりがない状態ならば、まずはそうした「やらなくてもよい仕事」を探してみましょう。
そのためには、前回ご紹介した「仕事は細かく分解しよう」という話とも関係してきます。
細かく分類した後で、「これはやらなくても誰も困らない」という部分を探してみるのです。
「これはやらなくても誰も困らない」という部分が見つかれば、そこはスッパリ切り落として良いということです。
本当にやらなくてはならない仕事に影響がでないように、「やらなくても良い仕事」をなるべく細かく見つけていくようにしてみましょう。
「責任感」も、オーバーワークの時には「ほどほど」にするのがちょうど良いのかもしれません。
<つづく>