昨夜、私(久末)は無事に上海から戻ってきました。

上海にいた5日間の間に、私は何人かの外国人に「You speak English very well!」と褒められました。

私はよく英語が上手だと褒められます。

英語教師なのだから、英語が上手なのは当然と言えば当然ですが、私も人間、褒められれば嬉しいものなのです。

 

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英語が上手な人は世界中にいます。

しかし、わざわざ相手に「あなたの英語は上手ですね!」と褒めるくらいの人はどれほどいるでしょうか?

私の英語は「日本人の割には上手」ということなのかもしれません。

でも、わざわざ「上手ですね」と褒めてくるわけですから、きっと、相手にとってよほど「聞き心地が良い」のだろうと想像できます。

「聞き心地が良い」というのは、英語だけでなく、人との意思疎通においてとても大事なことだと思います。

日本語であっても、「聞き心地が悪い」ような話し方をする人の話は、あまり積極的に聞きたいとは思わないでしょう。

相手の話し方に「心地よさ」を感じたならば、きっとそうでない場合よりも積極的に聞く気になるのだろうと思います。

では、どうしたら、自分の英語が相手に褒めてもらえるようになるのでしょうか?

いくつかポイントはあるでしょうが、私なりに感じるのは以下の2点です。

・単語の選び方や、文の作り方をなるべくシンプルにする。
・スペルを意識して、正しい発音を心懸ける。

「えっ?」と思う人もいるかもしれませんが、たったこれだけです。

たったこれだけなのですが、その「これだけ」が意外に難しいかもしれません。

難しい内容を伝えたい時、それを「シンプルな表現」に置き換えるのは容易ではありません。

難しいことばを使うのは自分は簡単かもしれませんが、それをやってしまうと、相手の方が今度は苦労してしまいます。

なので、「難しい内容であっても、シンプルな表現に置き換える」ということをやらなければならないのですが、慣れないとこれはとても難しいのです。

「シンプルな」というのは主観的な感覚ですので、どこまでが相手に伝わりやすい表現なのかを線引きするのもまた簡単ではないでしょう。

でも、そういう「努力」を自分の側が日頃から繰り返していれば、そのことが相手にとって「心地良い」と感じるものへと変わっていくのだろうと思います。

 

また、発音も「努力」によって心地良さを相手に感じてもらえます。

発音は、「スペル」や「発音記号」と一緒に覚えていくのが絶対オススメです。

「スペル」や「発音記号」と一緒に「音」を覚え、これらの間の「法則」を学ぶのです。

「法則」を学んだ上で、それを意識した「繰り返しの練習」をしてみましょう。

そうすると、その「法則」をあまり意識しないでも、正しい発音ができるようになります。

当然、これは言うは易く行うは難し、というものです。

しかし、人間、やればできるものです。

そうした努力を地道にこなした先に、「人から褒められる」というご褒美がもらえるのです。

是非、「人から褒められる英語」を目指して頑張りましょう!