日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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164:「エール」
リオオリンピックもだいぶ盛り上がってきた感じがしますね。
頑張っている選手達に「エール」を送っている人も多いことでしょう。
その「エール」ですが、これは英語では少し違った発音となります。
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「エール」というのは、英語では「yell」というスペルで書かれます。
発音記号では、[jél]となります。
カタカナで書くなら「イェル」という感じです。
「イェ」というのはカタカナの限界というもので、本当は「ヤ行」の「エ段」ということになります。
「ヤ」「ユ」「ヨ」は、ローマ字で書くなら、それぞれ「ya」「yu」「yo」ですね。
「ヤ行のエ段」ということは、「ye」となるのですが、これは日本語には存在しない音です。
同じように、「ヤ行のイ段」の音、つまりは「yi」の音も日本語には存在しません。
「ヤ行」の音のうち、「イ段(yi)」と「エ段(ye)」は、カタカナでは表記できませんが、「ya」と「yu」と「yo」の音をそれぞれ「イ段」と「エ段」にすれば「yi」と「ye」が発音になるということです
で、「yell」という言葉は、「ヤ行のエ段」の音として「イェ」と発音したら、今度は「L」の音で終わります。
「L」が単語の最後に来る音もまた、日本人にはとても難しいでしょう。
「L」は舌先をつけっぱなしにして喉から「ウ〜」といううなり声を出すような感じです。
なので、本当は「イェル」というよりは、「イェウ」のように聞こえます。
しかし、最後はやっぱり「ウ」ではなく、「L」の音なので少し違います。
文字での説明はとても難しいのですが、「yell」という言葉は、実際に音を出すのも難しいのです。
少なくても「エール」というように発音しないように注意しましょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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