日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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166:「パネル」
昔、「パネルクイズ アタック25」という番組がありましたね。
児玉清さんが司会をされていて、私の家族もよく日曜日の午後に見ていました。
「パネル」という言葉は、もはや日本語としてかなり定着しています。
当然、これはもともと英語の言葉でしたが、発音の仕方は少し違っています。
<アメブロからの続きはここから>
「パネル」というのは、英語では「panel」というスペルで書かれます。
発音記号では、[pǽnl]となります。
カタカナで書くなら「パァヌゥ」という感じです。
最初の「パ」の音は、[æ]という記号なので、少し「エ」が混ざったような感じで「パァ」と発音しましょう。
そして、問題はこの次です。
日本語のように「ネ」という発音をしてはいけません。
発音記号では[nl]となっています。
[n]も[l]も、どちらも「有声音」となります。
有声音というのは「喉の声帯を振動させて出す音」です。
[n]は、例えば日本語の「ナ行」を発音する時と同じように、「舌先」を口の中の前歯の手前あたりにつけて発音します。
また、[l]も舌先をつけて発音します。
[n]も[l]も、どちらも舌先をつけた状態で発音し、しかも「喉を振動させる」ということをします。
そして、[n]や[l]の後ろに「母音(ア、イ、ウ、エ、オ)」の音が来ていない場合は、「n」なら「ン〜」となり、「l」なら「ウ〜」のような感じで、「舌先をつけっぱなし」にして喉をならします。
[n]と[l]が連続する場合には、舌先はずっとつけっぱなしになり、「ン」と「ウ」が合体し、「ヌゥ」のような感じの音になります。
これは、聞きようによっては「ノォ」と聞こえたり、あるいは「ノル」と聞こえたり、「ヌォ」と聞こえたりするかもしれません。
カタカナでの表記の仕方は人それぞれかもしれませんが、いずれの場合であっても「ネ」という音にはなりません。
「パァヌゥ」という感じで、最後は舌先をつけっぱなしで喉をならす音で終わるようにすれば、だいぶネイティブの音に近づくことでしょう。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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