日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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170:「オムレツ」
「オムレツ」は卵料理の1つとして、日本語でもおなじみですね。
明鏡国語辞典によれば、「溶いた卵に塩・こしょうで味付けをし、フライパンで軽くかき混ぜながら包むように焼いた料理。具としてハム・ひき肉・タマネギなどを加えることもある。」とあります。
想像していると食べたくなってきます(笑)
さて、「オムレツ」という言葉は英単語がもとになっていますが、英語ではだいぶ違った発音となります。
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「オムレツ」は「omelet」あるいは「omelette」」というスペルで書かれます。
どちらのスペルであっても同じ発音で、これを発音記号で書くと、[άmələt]となります。
カタカナで書くなら「オァムレt」という感じです。
日本語では、「オ」は低く、「ムレツ」が高く発音されるのが普通です。
しかし、英語の場合は、最初の「オァ」の部分にアクセントが置かれるので、ここをいきなり高く、強く発音することになります。
そして、真ん中の「ムレ」の辺りは、まあまあ日本語の発音と同じような感じで良いのですが、最後の音を「ツ」としてはいけません。
英語のスペルでは、この言葉は「t」で終わっていますから、「ツ」ではなく「トゥ」という感じで、しかも「無声音」で発音するようにしましょう。
実際に発音してみると、日本語の「オムレツ」とはだいぶ違うことが分かるでしょう。
是非覚えておいてください!
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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