町を歩いていると、「変な英語」に出くわすことがあります。
そんな「変な英語」は、英語を正しく理解しようとする人にとっては「混乱」を引き起こす可能性もあります。
そんな「変な英語」を少しずつご紹介しながら、正しくはどのように表現すべきか考えてみましょう。
<アメブロからの続きはここから>
「〜ロス」というのは、最近のテレビ番組などでよく聞かれる言葉です。
ある番組が終了し、その番組に出ていた役者さんやキャラクター、あるいは番組そのものがもう見られなくなってしまうことで心に「喪失感」が生まれてしまう。
そんな「喪失感」を表す時に、「喪失」の意を表す英単語「loss」を使って「〜ロス」という言葉が生まれたようです。
「あまちゃんロス」とか「五代様ロス」といった言葉がありましたね。
「loss」という言葉は確かに英単語ですが、これを日本語のような感じでそのまま「Ama-chan loss」や「Godai loss」と言っても、おそらく英語では通じません。
「私は〜ロスです。」と言いたい場合は、「I feel the loss of 〜.」のように表現すると良いでしょう。
直訳すれば、「私は〜の喪失を感じています。」となります。
例えば、「私は逃げ恥ロスです。」と言いたければ、「I feel the loss of Nige-Haji.」ということになりますね。
この表現は、どこかしら「深い悲しみ」をにじませるような表現ですので、場合によっては大げさに聞こえてしまうかもしれません。
それでも、「I feel the loss of Nige-Haji.」と表現する方が「I am Nige-Haji loss.」と表現するよりは遥かに英語として通じることでしょう。
是非覚えておいてくださいね。