日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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186:「リレー」
「陸上競技」などでおなじみの言葉、「リレー」。
複数の選手が順番に走ったり泳いだりして、チーム全体のスピードを競い合うものですね。
これは一見「そのまま英語でも通じるのでは?」と思うかもしれませんが、意外にそうでもありません。
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「リレー」は、英語では「relay」というスペルで書かれます。
これの発音記号は[ríːlei]です。
日本語の「リレー」は「リ」が低く、「レー」が高く発音されるのが普通です。
しかし、英語では最初の「re」の部分は「リー」と伸ばしながら発音し、ここにアクセントが置かれます。
また、最初の「re」は「R」の発音ですから、舌先を触れないようにしながら、逆に「舌の両サイド」を上の奥歯の内側にこすりつけるようにしながら発音していきましょう。
最初の「リー」の母音の[íː]の部分は、「高い音」から始まって、伸ばしながらグッと音声を下げるようにするとアクセントが際立ちます。
そして、「リー」でグッと音程を下げた後で、今度は「lay」のスペルの部分を発音します。
今度は「L」のスペルですから、ここは口の中の天井の前の方(前歯の歯茎の少し上辺り)に「舌先」をしっかりくっつけ、舌先を滑らしながら「離す瞬間」に音が変化するのがハッキリと分かるように「レイ」と発音します。
この単語の難しいところは「R」と「L」が混在しているという点です。
日本語とはアクセントの位置も違い、最初の「リ」の音を伸ばすか伸ばさないかという点も違っているのですが、それに加え、「R」と「L」が混在しているということから、この言葉は日本人にはとても発音しにくい単語と言えます。
日本語のようにカタカナで「リレー」と言っても通じない可能性がありますので、上記の注意点を気にしながら、是非練習してみてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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