英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「success」という言葉です。
洗剤などを作っているメーカー「花王」から出されているシャンプーに「サクセス」という名称のものがあります。
これの影響でしょうか、「success」と言えば「サクセス」だと思っている人がたくさんいます。
テレビコマーシャルでも、いかにも「英語」っぽい発音で「サクセス!」と発音されています。
しかし、この発音は、英語としてあっているようで、実は正しくはありません。
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「success」の発音記号は[səksés]となります。
カタカナで書くとしたならば「サkセェs」という感じです。
日本人の多くが発音する「サクセス」とほとんど同じです。
しかし、違っているのは「アクセントの位置」です。
テレビコマーシャルでの発音も、また多くの日本人が勘違いしている発音も、どちらも最初の「サ」が高く発音されます。
ところが、英語としての正しい発音では、アクセントは「セ」の部分に置かれます。
つまり、最初の「サク」の部分は低く、弱く発音されるのです。
本校に通う生徒達の多くが、「success」を発音する時、最初の「サ」のところを高く発音してしまうのですが、それは誤りです。
真ん中の「ce」のスペルに当たる「セ」の部分にアクセントを乗せ、ここを高く、強く発音するのがただし発音です。
さらに、最初の「サ」の後の「ク(k)」の部分、および最後の「ス(s)」の部分は「無声音」となります。
無声音は「声帯」を振動させずに発音する音なので、ヒソヒソと内緒話のように発音すると良いですよ。
是非覚えておいてくださいね。
本校では、「勘違い発音」を1つずつ丁寧に直していくレッスンを行っています。
発音美人になるためには、勘違い発音をなくしていく必要があります。
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