昨日のテーマは「ミスの原因を探る」という内容でした。

ミスが多い人は「自分で確認できるスピード」まで自分の作業スピードを落としていないのではないか、ということを書きました。
自分をコントロールし、落ち着かせ、「自分で確認できるスピード」まで作業スピードを落とすことができれば、それだけでミスは減り、総じて作業時間も短縮される、ということです。
普通、確認をしっかりやろうとすればスピードが落ちるから、たいてい「より時間がかかる」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れないのです。
だから、「ゆっくりやる」というのは、ある意味「一石二鳥」とも言えます。
しかし、ものごと常に逆の考え方があって然るべきです。
「ミスをしないように」という意識があまり強くなりすぎてしまうと、それこそ「いつまでも終わらない」ということになってしまう可能性もあります。
「ミスを減らす」ということと「ミスをゼロにする」ということは違います。
仕事や作業の内容によっては、本当にミスを「ゼロ」にしなくてはならない場合もあるでしょう。
でもそれは「ゼロでなくてはならない」と自分が思っているだけかもしれません。
一つや二つのミスがあっても致命傷にはいたらない、いや、そもそも大した傷すらつかない、ということも多々あります。
あまりに心配性になりすぎて、「ミスを減らす」というよりも「ミスをゼロにする」ということに躍起になり、周りが見えなくならないように気をつけたいものです。
<おしまい>

※記事をお楽しみ頂けましたら、以下のランキングにご協力をお願いします。
ポチッと押して頂ければ嬉しいです。(久末)


にほんブログ村


英語 ブログランキングへ