「難しい」と感じたことを「楽しい」と思える人は、そのことにおいて、どんどん成長します。

「難しい」と感じたことを「つまらない」と思った人は、たぶん、そのことを継続することすらできないでしょう。

人が何かに取り組む時に「楽しい」と思うか「つまらない」と思うかは、その後の「成長」に大きく影響してきます。

では、「難しい」と「易しい」のどちらを実践すれば、人は「成長」していくでしょうか?

言い方を変えるなら、プロスポーツ選手、専門家、芸術家など、世の中で大きな功績を残してきた人が選んだ道は、「難しい道」と「易しい道」のどちらでしょうか?

当たり前ですが、大きな功績を残した人ほど、一般に「難しい」と言われるようなことに挑戦し、乗り越えてきたはずです。

人を成長させるもの、それは「難しい」ものであるはずです。しかし、「難しい」だけでは足りません。そこには、「楽しい」と感じる心もまた、必要であるように思います。

普通に考えれば、「難しい」と「楽しい」は、ダイレクトにつながりません。

人にもよると思いますが、多くの場合は、「難しい=つまらない」でしょうし、また「易しい=楽しい」でしょう。

どうすれば「難しい=楽しい」となるでしょうか?

そのことを考えるには、「得手・不得手」という言葉がヒントになりそうです。

人には誰にでも「得意なこと」と「不得意なこと」というものがあります。

「得意なこと」に関しては、最初は「難しい」と思えることでも、そのこと自体を「楽しい」と感じることができることでしょう。

逆に、「不得意なこと」に関しては、最初に「難しい」と感じてしまったら、たぶん「楽しい」と思うことはできず、むしろ「つまらない」や「不快だ」などの「負」の感情が支配し始めてしまいそうです。

負の感情が自分を支配し始めると、そのことを継続するのは困難です。

つまり「不得意なこと→難しいと感じる→つまらない(負の感情)→あ~あ、もうやめよう→成長ナシ」ということです。

ところが、最初の入口で「得意なこと」であれば、「得意なこと→難しいと感じる→でも、それが楽しい!→もっとやろう→やったね、成長!」という流れになります。

では、最初のところで「不得意なこと」からスタートした場合は、どうあっても「難しい」を「楽しい」とは思えないでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

「不得意なこと」であっても、きっと、「難しい」を「楽しい」に変える方法があるはずです。

その方法とは何なのか、一緒に探してみませんか?

<続く>

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