日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
(これまでの記事一覧はこちら。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
208:「カヌー」
手こぎの小舟のことを「カヌー」と言いますね。
これは英語からきた言葉ですが、英語では少し違った発音となります。
<アメブロからの続きはここから>
「カヌー」は、英語では「canoe」という言葉で表現されます。
「canoe」の発音記号は、[kənúː]となります。
これをカタカナで書くとしたら、「カヌー」という感じです。
え? カタカナのまま?
いえ、違います。
何が違うかというと、「アクセントの位置」が違うのです。
日本語のカタカナの場合は、最初の「カ」が高く、その後ろの「ヌー」が低くなるように発音するのが普通です。
しかし、英語の場合は、後半の「ヌー」の「ヌ」のところにアクセントが置かれます。
従って、最初の「カ」の部分は低く、弱く発音され、「ヌ」のところでグッと強く、高く発音され、最後の「ー」と伸ばすところで再びグッと下げていくのです。
しかも、最初の「カ」については、場合によっては「ク」のようにも聞こえるかもしれません。ここはとても弱く発音されるのです。
是非覚えておいてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
(これまでの記事一覧はこちら。)
本校では、1つ1つの「発音」を丁寧に指導しています。
キレイな発音を身につけたい人、あるいは発音の上達に苦しんでいる人は、どうぞお気軽にご相談ください。