日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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210:「アンコール」
コンサートなどで観客が演奏者に対して、拍手や歓声で「追加演奏」を要求することを「アンコール」と言いますね。
これは元々はフランス語の言葉なのですが、英語でも使われます。
ただし、カタカナで「アンコール」と言っても通じない可能性があります。
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「アンコール」は、英語では「encore」というスペルで書かれます。
「encore」の発音記号は、[άːnkɔːr]となります。
これをカタカナで書くとしたら、「アーンコー」という感じです。
日本語のカタカナでは「アン」が低く、「コ」が高く、「ール」が低く発音されるのが一般的です。
しかし、英語の場合は、最初の「ア」にアクセントが置かれ、しかも、「アー」というように長めに発音されます。
「アーン」が終わった後は、「コー」となりますが、これは「core」というスペルの通り、「r」の音を含んだ発音となります。
「コー」のまま真っ直ぐ「オ」の音を伸ばしつつ、そのまま「オ」を維持したままで「r」のこもった音に変化させていくのです。
決して、「ル」と発音してはいけません。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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