「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。

本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。

かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。

最近見た映画は「ギヴァー 記憶を注ぐ者」です。

 

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この映画の原題は「The GIVER」で、公開は2014年のアメリカ映画です。

これは1993年に発表された児童文学作品が原作となっており、世界ではかなり有名らしいです。

私は原作を読んだこともなく、聞いたこともありませんでした。

そういう原作があるということを、映画を見終えた後で知ったのです。

で、映画自体の感想としては「なんだこりゃ?」という感じです。

世界観は独特で、人々があるコミュニティーの中で「自我」を抑制されながら、しかし平和で統制の取れた生活を送っています。

しかし、どうしてそういうコミュニティーができたのか、過去に一体何があったのか、という点については全く触れられないまま映画が終わってしまいました。

独特な世界観を描いたのは良いのですが、説明が足りなすぎて、「ん??」という感じのまま話が進んでいったように思います。

また、人の能力に関する設定も曖昧でした。

もしかしたら、原作ではきちんとそのあたりの説明がしっかりしているのかもしれません。

でも映画はダメです。私はこういうはっきりしない映画は好きではありません。

あくまでも私個人の感想ですが、これはがっかりな作品です。

 

ただ、英語自体は聞きやすく、英語学習という観点で見る分にはとても良いと思いました。