日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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225:「ハザード」
車を運転する人ならば「ハザードランプ」という言葉を聞いたことがあることでしょう。
あるいは災害対策の用語で「ハザードマップ」という言葉も割と知られています。
このように日本語でも知られている「ハザード」という言葉ですが、カタカナのままだと英語としては少々通じにくい可能姓があります。
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「ハザード」は、英語では「hazard」というスペルで書かれます。
これは「偶然性の高い危険」という意味で、「事故」や「災害」のようなものをイメージさせるような言葉です。
ちなみに自動車の「ハザードランプ」は、英語では「hazard warning lights」や「hazard flashers」や「hazard lights」のように表現されます。
また日本語の「ハザードマップ」は洪水時に浸水被害を受けそうな地域や、大雨時に土砂災害の被害を受けそうな地域などを記した地図のことですね。
「hazard」の発音記号は[hǽzərd]となります。
これをカタカナで書くなら、「ハァザァd」という感じになります。(最後の「d」は無声音。)
日本語の場合は「ハ」の部分が低く、その後ろの「ザード」が高く発音されるのが一般的でしょう。
しかし英語の場合は、最初の「ハ」の部分にアクセントが置かれるため、ここが高く、強く発音されます。
そして、「ハ」の部分が強く高く発音されたら、その後ろは逆に「低く、弱く」発音されます。
さらに最初の「ハ」の部分には[æ]という記号が使われていますので、少し「エ」に近い音を取り入れながら、少し長めに「ハァ」という感じで発音すると良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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