日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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227:「マッサージ」
手や器具を使って皮膚や身体をもみほぐす行為のことを「マッサージ」と言いますね。
この言葉も英語から来ていますが、カタカナで「マッサージ」と発音してしまうと、通じないということはないかもしれませんが、ネイティブには違和感があることでしょう。
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「マッサージ」は、英語では「massage」というスペルで書かれます。
一見、「message(メッセージ)」と見間違うかもしれませんが、最初は「me」ではなく「ma」ですので、気をつけましょう。
「massage」の発音記号は[məsάːʒ]となります。
これをカタカナで書くなら、「マサージュ」のようなとなります。
英語では、日本語のカタカナのように「マッサ」という小さい「ツ」を入れないような感じの発音となります。
最初の「マ」が短く、すぐに「サー」という音に入ります。
最後は、喉を振動させずに「ジュ」と発音すれば良いのですが、ここで少し注意点があります。
これまで、本ブログを熱心に読んでくださっている方ならお気づきかもしれませんが、通常、「g」のスペルに対応する「ジュ」の音は、たいてい発音記号としては[dʒ]となります。
ところが、この単語については、「g」のスペルに対して、[dʒ]という発音記号ではなく、[ʒ]という発音記号に対応しています。
両者の違いは[d]の発音があるかどうかという点なのですが、[ʒ]には[d]がついていませんので、「舌先をどこにもつけない」ように気をつけながら「ジュ」と発音することになります。
今回の「massage」は、最後がまさにこの音なので、舌先をつけないようにしながら「ジュ」という音を無声音で発するようにしましょう。
一方、これとよく似た単語の「message」については、最後が[dʒ]という記号になっていますので、「d」を発音する時に舌先が自然に触れるところに舌先をつけた状態から「ジュ」と発音すると良いでしょう。
同じような単語なのに、語尾の発音の仕方が違っているというのは興味深い話ですね。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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