日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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230:「ロイヤリティ/ロイヤルティ」
「ロイヤリティ」というのは、「著作権使用料」や「特許権使用料」という意味で使われる言葉で、日本語でもたまに耳にすることがあると思います。
「ロイヤリティ」は、日本語では「ロイヤルティ」とも言われますね。(真ん中が「リ」だったり「ル」だったりします。)
この言葉は、英語できちんと発音すると少し違った感じになります。カタカナのままでは通じない可能姓もあるので注意が必要です。
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「ロイヤリティ」あるいは「ロイヤルティ」は、英語では「royalty」というスペルで書かれます。
「royalty」の発音記号は[rɔ́iəlti]となります。
これをカタカナで書くなら、「ロイ(ア)ウティ」のようなとなります。
真ん中の「ウ」の発音は、実際は「L」の発音であり、日本語の「ウ」とも違うのですが、ここでは「L」のすぐ後ろに「T」の発音がつながっているため、多くの日本人にとって「L」の部分はほとんど「ウ」のような音に聞こえることでしょう。
そして、「ウ」の発音の直前には[ə]という母音が入っています。
これは、カタカナで書くならば「ア」となりますが、その直前の[i]の音が終わったら、軽く喉をならす程度に「ア」と言えば十分です。ほとんど聞こえないくらいでも構いません。
日本語のカタカナのように「ヤ行」の音を入れないように気をつけましょう。
それから、何よりも大事なことは、この単語の「アクセントの位置」です。
カタカナで「ロイヤリティ」や「ロイヤルティ」と発音する場合、人にもよるかもしれませんが、たいていは「ヤ」の部分が高く発音されることでしょう。
しかし、英語では最初の「roy」の部分にアクセントが置かれます。
「roy」の最初の「ロ」に相当する部分をグッと高く、強く発音し、その後の「イ」に当たる音を急激に低く、弱くします。
また、「ro」は「R」の発音なので、舌先をつけないようにし、はっきりと「ロ」と聞こえないように、こもった音と共に発音するようにしましょう。
なお、これと似た単語で「loyalty」という言葉があります。
これは「忠誠心」や「忠実さ」といった意味で、スペルの上では最初が「L」になっているというだけの違いです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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