日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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252:「オンデマンド」
「オンデマンド」というのは、「注文があってから対応する」という意味の言葉で、近年、ビジネスの場でよく使われる言葉ですね。
これは、カタカナで「オンデマンド」と言って通じないこともありませんが、まあ、少し変えるだけで通じる確率がグッと高まることでしょう。
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「オンデマンド」は、英語では「on demand」あるいは「on-demand」と書かれます。
「ハイフン(-)」がない方は、「要求があり次第」という意味の「副詞」として使われます。
一方、「ハイフン(-)」がついている方は、「オンデマンドの」という意味の「形容詞」として使われます。
お気づきの通り、これは「demand」という言葉の前に「on」という前置詞がついた表現です。
この場合の「on」には「〜と同時に」や「〜の時すぐに」といった意味があります。
「on arriving at 〜」ならば「〜に到着したらすぐに」という意味になります。
「on demand」の場合、「demand」は「要求」という意味の名詞なので、「on demand」で「要求があったらすぐに」という意味になるわけです。
さて、「demand」の発音は、記号で書くと[dimǽnd]となります。
つまり、「デマンド」ではなく「ディマァンd」という感じです。
最初は「デ」ではなく「ディ」です。
まあ、発音に関する注意点はこれくらいですので、「オンデマンド」というようにカタカナで発音してもおそらく通じることでしょう。
しかし、「オンデマンド」という1つの言葉ではなく、もともとは「on」と「demand」という2つの言葉であるということ、そして「demand」の最初の音は「ディ」であるということを踏まえて発音すれば、ほぼ確実に通じることと思います。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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