英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。

それを1つずつ紹介していくコーナーです。

 

今日の題材は「hanger」という言葉です。

「吊す」という意味の「hang」に接尾辞「-er」がついた言葉です。

意味としては「吊す人」という意味もあれば、衣類をかける「ハンガー」という意味もあります。

これの発音は微妙で、日本人の多くが「ハンガー」と言えば良いと思っているかもしれませんが、微妙な加減が必要です。

さあ、今日も発音の勘違いを1つ解消しましょう。

 

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「hanger」の発音記号は[hǽŋər]となります。

カタカナで書くとしたなら「ハンガー」となってしまいそうですが、問題は「ガ」の部分です。

これと似た発音の言葉で、「hunger」という言葉があります。これは「飢え」という意味の言葉です。

「hunger」を形容詞にしたものが「hungry(空腹な)」という言葉です。

「hunger」の発音記号は[hʌ́ŋgər]となります。

「hanger」と「hunger」で何が違うかと言うと、[æ]と[ʌ]の違いもありますが、それ以上に微妙なのが、[ŋ]なのか[ŋg]なのかという点です。

「hunger」の場合は[g]の記号が入っていますので、わりとハッキリ「ガ」に近い音を出しても良いでしょう。

しかし「hanger」の方には[g]という記号が入っていませんので、これはあまりはっきりと「ガ」と発音しない方が良いです。

「hanger」の場合、なんとなく「ナ」というか、鼻にかかった感じの「ガ」として発音するのが良いでしょう。

是非覚えておいてくださいね。

 


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