もしも全く知らない外国語を学ぶとしたら、ということを想定することは、「英語をどうやって学んでいけば良いか」ということを考えるヒントとなります。
日本人の多くにとって、もはや英語は「勉強をしてきたけれど、なかなか身につかない」というものになってしまっているような気がします。
しかし英語は「言語」です。
言語である以上、やり方と努力次第でたいてい誰にでも身につけられるはずです。
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前回は、「単語」を覚える時には、「スペル」と一緒に「発音記号」も合わせて覚え、さらに「正しい発音の仕方」も学びましょう、ということを言いました。
ロシア語を学ぶにしても、ヒンズー語を学ぶにしても、オランダ語を学ぶにしても、中国語を学ぶにしても、単語の「スペル」と「発音記号」と「発音の仕方」を覚えるのはとても大事なことです。
では、いくつくらいの単語を覚えれば良いのでしょうか?
おそらく、まずは「1200語」を覚え、これらの単語を使った簡単な文章をたくさん読んで定着させていく、ということが大事です。
1200語ほどの単語に馴染んできたら、少しずつ単語の数を増やし、次は「3500語」ほどを目指しましょう。
英語で言うならば、「1200語」というのは中学校で習う単語の数であり、「3500語」というのは高校で習う単語の数とほぼ同じです。
単語というものは、無理矢理覚えていくしかありません。
覚えたと思っても、時間が経てば忘れてしまいます。それが当たり前です。
忘れた時に、「あー、自分はなんて頭が悪いんだ」と気を落とさずに、「誰でも忘れるのが当たり前だ」と思って、再び「覚え直す」ということを地道に繰り返してみましょう。
人は、「繰り返し」て行ったものは必ず身についていくものです。
3500語以上になれば、単語を覚えていくことも少しずつ楽になることでしょう。
一番大変なのは最初の1200語までだろうと思いますので、「自分は大変なことをやっているんだ」という自覚を持ち、是非、自分自身を褒めながら学習を進めてみましょう!
<つづく>