「映画を見る」ということは、日本で英語を学ぶ上で、最も有効な学習方法の1つと言えます。
本校では、「映画を見よう」ということを生徒達の指導にも取り入れております。
かくいう私(久末)も、映画は大好きなので、これまでたくさん見てきました。
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これは2016年に公開されたアメリカ映画で、原題は「Aftermath」です。
「aftermath」というのは、災害や戦争などの「余波」や「結果」という意味の言葉です。
私はこの映画については何の予備知識もありませんでした。
映画の冒頭で「実話に基づいている」といったような表示があったので、「ふ〜ん」と思った程度でした。
主人公は、アクション俳優として、そして元カリフォルニア州知事(2003年〜2011年)として有名なアーノルド・シュワルツェエネッガーです。
シュワちゃんが出ているということで、なんとなく「アクションものなのかな?」と思っていたのですが、全然違いました。
物語は、なんとも言えない悲しい雰囲気に包まれたまま進んで行きます。
実際に起きた「飛行機事故」に関連した話なのですが、もう、見ていて辛くなります。
シュワルツェネッガーも、歳をとったのか、なかなか深みのある表情をみせてくれます。
私は5月に飛行機に乗ったばかりですが、飛行機に乗る前にこの映画を見なくて良かったと思いました。
少し、飛行機が怖くなりましたよ。
そんなことを言うと、飛行機は最も安全な乗り物だ、という人もいるでしょうけど、事故が起きた時の絶望感は飛行機が一番のような気もします。
英語については、いわゆる標準的な英語が使われています。
ですが、内容が内容だけに、暗い気分になりたくない人にはオススメできませんね。