<前回の続き>
前回からずいぶん時間が経ってしまいました。すみません。。
「英語の勉強法について考えよう」をテーマにして連載中ですが、前回は「ネイティブ感覚を養うためには、暗唱を大量にやると良い」という話を書きました。
今回は、「音読」と「暗唱」をする際の注意点について考えていきましょう。
私の教室では「音読」と「暗唱」を指導しています。
「暗唱」は「音読」をひたすら続けた先に自然にやってきます。
従って、まずは「音読」をしっかりやる必要があります。
というわけで、まずは「音読」の際の注意点について考えてみます。
「音読」とは、
1.文字を目から入れる。
2.文字を音に変換して出す。
というプロセスを繰り返すことです。
まず、どのような「文字付き音声テキスト」を選べば良いでしょうか?
テキスト選びには「文の長さ&ボリューム」および「文の難易度」に分けて考えると良いでしょう。
「文の長さ&ボリューム」に関しては、英語初学者は、ネイティブの朗読で「5~10分」程度のものが良いでしょう。
「5~10分」というのは、朗読のスピードにもよりますが、「700~1300語」程度の文章に相当します。
基本的には、「日本語が混ざっていないもの」で、かつ「1つ1つの単文の集まりではなく、全体が1つのストーリーになっているもの」が良いです。
なぜ、「日本語が混ざっていないもの」が良いのか、それはまた次回に書きます。
<続く>