日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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297:「クローン」
「クローン」と聞くと「クローン人間」とか「クローン羊」とかを思い浮かべる人も多いことでしょう。
細胞が分裂してできた個体のことをクローンと呼ぶようですが、これは、英語で発音する際には注意が必要です。
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「クローン」という言葉は、英語では「clone」というスペルで表現されます。
「clone」の発音記号は[klóun]となります。
日本語で「オー」という発音が含まれる言葉を英語で発音しようとする際、そのままカタカナで発音してはいけません。
きちんと英語での「スペル」と「発音記号」を確認すべきです。
日本語の「オー」に当たる発音は、英語では3つあります。
[ɔː]と[ou]と[ɔːr]です。
この3つの発音記号には、それぞれ対応スペルがあります。
「クローン」の場合は、英語では[ou]という音が使われているので、「オー」と伸ばすのではなく「ou」という二重母音にしなくてはなりません。
さらに、日本語の「ラ行」は、英語では「L」と「R」の2つに分かれるので、これまた注意が必要です。
「クローン」の場合は「L」が使われるので、「舌先」を使い、「こもらない音」でハッキリと「ロ」と発音しなくてはなりません。
ただ、英語の「L」の発音は、わりと日本語の「ラ行」に近い音なので、日本語の「ロ」をさらにハッキリと言うようにするくらいで十分だろうと思います。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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