日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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299:「バッター」
野球の「打者」のことを一般的に「バッター」と言いますね。
このまま英語でもこの発音で通じそうですが、意外とカタカナのままでは通じにくいことでしょう。
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「バッター」という言葉は、英語では「batter」というスペルで表現されます。
「batter」の発音記号は[bǽtər]となります。
これをカタカナで表記するとしたならば「バァタァ」という感じになるのですが、まあ、ここにカタカナで表記する限界というものを感じます。
この単語で使われている「a」のスペルは、[æ]という発音記号に対応しています。
[æ]という発音記号は、日本語の「ア」と「エ」の両方を足したような音でありながら、結局は「アの方に寄っている音」という感じになります。
つまり、日本語で「バ」という感じ発音するのではなく、「バ」と「ベ」を合体させつつ、どちらかと言えば「バ」に聞こえる、というような感じで発音するのです。
さらに、次の「t」のところでは、空気の音を出さないような感じで「タ」と発音すると良いでしょう。
しかも、最後の「er」のスペルは、[ər]という発音記号に対応しており、これはこもった感じでやや短く「アァ」と発音される幹事になります。
まとめると、最初の「バ」の部分では少し「エ」が入った音となり、「t」では空気音を出さず、しかも最後はこもった「アァ」にする、ということとなります。
実際に発音してみると、日本語のカタカナの「バッター」とはだいぶ違って聞こえるはずです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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