英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「influencer」という言葉です。
どこかの歌の題名で耳にしたことがある人もいるでしょうけれど、これは「影響を与える人」という意味の言葉です。
カタカナで「インフルエンサー」と書かれているのを見て、「インフルエンザ」と読み間違えている人もいると思います。
そして、「インフルエンザ」と同じような感覚で「インフルエンサー」と発音している人もいますが、これの英語の発音は少し違っています。
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「influencer」の発音記号は[ínfluənsər]です。
これを敢えてカタカナで書くとしたなら「インフルエンサー」となるのですが、問題なのは「アクセントの位置」です。
病気の「インフルエンザ」と同じ感じで発音してしまうと、「インフル」が低く、「エ」が高くなり、「ンサー」で再び低くなるという音程となりがちです。
しかし、この言葉は、元々「影響を与える」という意味の動詞「influence」だったものが、語尾に接尾辞「-(e)r」がついて「〜する人」の意の名詞になったものです。
「influence」の発音記号は[ínfluəns]ですから、最後の部分を除いて「influencer」と同じ発音になります。
どちらも最初の「i」の部分にアクセントが置かれるので、最初の「イ」をグッと強く、高く発音したら、その後の「n以降」の部分は全て弱く、低く発音するようにしなくてはなりません。
アクセントの位置を間違えて発音していると、その単語として認識されない可能性がありますので注意しましょう。
是非覚えておいてくださいね。
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