日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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312:「(料理用の)ラップ」
料理用のアイテムとして使われる「ラップ」。
そのまま英語でも「ラップ」と言って通じそうな気もしますが、少し注意が必要です。
<アメブロからの続きはここから>
食事用の「ラップ」は、英語では「plastic wrap」と表現されます。
商標名としては、日本には「サランラップ」や「クレラップ」などがありますが、実はアメリカにも「Saran Wrap」という名称のものがあり、割とこれが一般的に使われているようです。
商標名ではなく、一般的な呼び方としては「plastic wrap」という言い方が普通だろうと思います。
「plastic」がなく、単に「wrap」と言ってしまうと、それは単に「包む物」という意味となったり、「包装紙」という意味になったりすることもありますので、「食事用のラップ」と言いたければ「plastic wrap」と表現するのが良いでしょう。
また、発音にも注意が必要です。
日本語の「ラ行」の音は、英語としてはどちらかと言えば「L」に近い音となります。
どちらも「舌先」を上あごに触れるためです。
しかし英語の「R」は、舌先はどこにも触れず、逆に「舌の両サイド」を上の奥歯の内側に触れるようにして発音されます。
「wrap」という言葉は「R」の発音となりますので、日本語の「ラ行」のように発音してはいけません。
舌先がどこにもつかないようにしながら、のどからは「こもった音」を出すようにして「ラ」と発音すると良いでしょう。
さらに、「wrap」の発音記号は[rǽp]となります。
ここで使われている[æ]という記号は、「ア」の音に、少し「エ」を混ぜたような音となり、発音する際は少し「長め」に言うようにすると良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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