日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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325:「ルービックキューブ」
「ルービックキューブ」というのは、手のひらサイズの立方体(正6面体)の形をしており、1つ1つ面が「9マス」に分かれており、さらにそのマスを「1列」ずつ回転させることができる玩具のことです。
これは、私が小学2年生だった頃(1980年)に日本で発売され、当時はかなりのブームとなりました。
これの名称は、日本人にとっては当然「ルービックキューブ」ですが、英語ではほんの少し違っています。
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「ルービックキューブ」は、英語では「Rubik’s Cube」と呼ばれます。
この「Rubik’s」というのは「ルービックさんの」という意味の言葉で、最後の「’s」は「名詞の所有格」を作るための表示です。
日本語では、この「’s」の部分が省略されているので「ルービックキューブ」と呼ばれていますが、英語の通りに発音するならば「ルービックスキューブ」というように、まん中に「ス」を入れるべきです。
また、最初の文字は「R」ですので、日本語のカタカナの「ル」ではなく、舌の奥の方を盛り上げさせて「上の奥歯の内側」に当たるようにし、舌先も丸めた状態から発音し始め、「舌先がどこにも触れないように」注意しながら「ル」と発音していかなくてはなりません。
さらに、この単語のアクセントは最初の「ルー」の部分に置かれます。
つまり、最初の「ルー」を強く発音したら、その後はグッと音程を下げながら弱くしていき、後半の「キューブ」も低く、弱く発音するということです。
日本語のカタカナでは「ルービックキューブ」の最初の「ルー」は低く、「ビックキュ」で高く発音され、最後の「ーブ」で再び低くなる、という音程となるのが普通だろうと思います。
英語と日本語では、こうした「アクセントの位置」の違いというものが大きく異なるので注意が必要です。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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