日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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342:「モヒカン」
頭の両サイドの髪の毛が剃り上げられ、頭のてっぺんの中央部分にだけ髪の毛が残っている、という独特な髪型のことを一般に「モヒカン」と言いますね。
これは、「イギリス」では通じるかもしれませんが、「アメリカ」では通じにくい言葉です。
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「モヒカン」という言葉は、「Mohicans」という言葉から来ているようで、これは「モヒカン族」という部族の名前だそうです。
その部族の人達の髪型をまねたものが「モヒカン刈り」というらしいのですが、それが1970年代、どういうわけか「イギリス」から「日本」にもたらされたらしいのです。
ところが、アメリカでは「Mohican」という言葉ではなく、「Mohawk」という言葉が「モヒカン」の意味として使われています。
「Mohawk」というのもまた、「Mohawks」という部族の名前から来ているのですが、アメリカでは、日本人がイメージするモヒカンは「Mohawk」という言葉で表現されます。
「Mohawk」は、発音記号では[móuhɔ̀ːk]と書かれます。
これをカタカナで表記するなら「モウホーク」という感じになります。
第一アクセントは先頭の[móu]のところにありますので、この「モ」にあたる部分を高く、強く発音するようにすると良いでしょう。
一方、イギリス人には「Mohican」という言葉で通じることでしょうから、こちらの発音も確認しましょう。
「Mohican」の発音記号は[mouhíːkn]となります。あるいは、「Mohican」は「Mohegan」というスペルで書かれることもあるらしく、その場合は[mouhíːgn]という発音になります。
カタカナで書くなら「モウヒークン」あるいは「モウヒーグン」という感じになります。アクセントは「ヒー」の部分に置かれるので、「ヒ」の音をグッと高く、強く発音し、それを伸ばしながらすぐに音を下げるようにしていくと良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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