日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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343:「チェーン」
いわゆる「鎖(くさり)」のことをカタカナで「チェーン」と言いますね。
これは当然英語の言葉から来ているのですが、英語の発音の仕方とは少々異なりますので、カタカナ発音のままだと少々通じにくい可能性があります。
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「チェーン」は、英語では「chain」というスペルで書かれます。
「chain」の発音記号は[tʃéin]です。
発音記号を見れば分かる通り、この単語には[ei]という二重母音が含まれています。
[ei]という二重母音は、カタカナでは「エイ」となるのですが、日本人にとって「エイ」という文字は、発音の時には「エー」に置き換えてしまいがちです。
例えば、「警察」という言葉は平仮名で書けば「けいさつ」ですが、実際の発音は「けーさつ」となりがちです。
「命令」という言葉は平仮名で書けば「めいれい」ですが、実際の発音は「めーれー」となりがちです。
このように、日本人は、平仮名で書いた時には「えい」となるものであっても、実際の発音の時には「エー」と伸ばしてしまう傾向があるのです。
この「chain」という単語も、カタカナで書くならば「チェイン」となるのですが、そう書いてあったとしても、何も注意しなければ、日本人はこれを「チェーン」と伸ばして発音してしまう可能性が高いのです。
しかし、英語の場合は、「エイ」は「エイ」であり、決して「エー」とは発音されません。
よって、この単語を発音する際は、「チェーン」と伸ばすのではなく、しっかりと「チェイン」というように、「イ」の音がしっかりと聞こえるくらいに発音するようにしましょう。
さらに、「チェ」の音の後で、「イ」の音に変わる時には、「音程」もグッと下げて、「イ」自体は低い音にすると尚良いでしょう。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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