これまで「時間をうまく使う方法」についてまとめてきました。
私の元上司が実践し、みごとにこなしていたものを思い出しながら、
あるいは私自身も実践し、その難しさを感じながら、
どうすれば時間をうまく使うことができるか考察して書きました。
「時間をうまく使う」ということを想像するには、「朝の支度」の時間を思い出せば良いのではないでしょうか。
朝起きてから、出かけるまでの時間。
この時間帯というのは、恐らく、たいていの人は「時間を気にして素早く」という感じで過ごすのではないでしょうか。
朝起きてから、やるべきことを挙げていくと、
・トイレに行く
・顔を洗う、あるいはシャワーを浴びる
・朝食をとる
・新聞を読む、あるいはニュースなどを見る
・身支度をする
・家を出る
人によって様々な朝の過ごし方があるかと思いますが、以上のようなことを、朝の時間帯でこなす人は多いと思います。
そして、たいていは「1つ1つのこと」をどれだけの時間をかけてやるのか、経験上、だいたいは把握しています。
それらを実行している間は、やはり「時計」を気にする人は多いのではないでしょうか。
1つ1つ、決まった時間までに終える、ということを実践していき、毎日「決まった時間」に出かける、ということを実践しているはずです。
さらに、そもそも忙しい朝の時間帯には、「無駄なこと」は一切しないはずです。
もちろん、朝の時間をのんびり過ごすために早起きを心懸けている人もいるでしょうが、それでも、出かけるためには「時間」というものを意識するはずです。
つまり、日中の仕事において時間の使い方がうまくいかないような人であっても、朝の忙しい時間帯では、時間をうまく使えているという人は結構多いように思います。
朝の支度の時間だけではありません。
家を出てから会社に行くまでの「ルート」に関しても、「時間」を想定しながら決めているはずです。
会社に到着しなくてはならない時刻から逆算し、どこからどこまででどれくらいの移動時間がかかるのかを計算しながら、あるいはイレギュラー(渋滞や電車の遅延など)が発生した場合のロスタイムも想定しながら、毎朝、きちんと定時に会社に到着しているはずです。
このように、一日の最初の「朝」の時間帯こそ、自分自身で実践できる「時間をうまく使う方法」のお手本と言えるのです。
自分でお手本を持っているのならば、あとは、会社についてからの仕事の時間帯も同じようにやってみれば良いのです。
もちろん、「言うは易く行うは難し」ということは、私もよ~く分かります(笑)
ですが、そういうことを意識して実践してみるだけで、「人生のゆとり時間」を生むことができるのだとしたら、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
ちょっとやってみて、仮にうまくいかなかったとしても、それが自然です。
是非とも、あきらめずに継続してみて下さいね。