日本語では「カタカナ」で表示されながら、そのままでは「英単語」として認識されない言葉があります。
それをご紹介していくシリーズです。
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367:「レパートリー」
これは元々「いつでも上演や演奏ができるように準備してある劇や曲」のことで、それが転じて、日常的にも「いつでもできるようにいくつも準備してあるもの」といった意味で使われる言葉です。
これは英語では少し異なる発音となり、日本語のカタカナ発音のままでは通じない可能性もあります。
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「レパートリー」は、英語では「repertory」という語で表現されます。
(ただし、正式にはフランス語の「repertoire」というスペルの言葉もあります。)
英語の「repertory」の発音は、[répərtɔ̀ːri]です。
この単語にはアクセントが2つあり、第1アクセントが最初の[re]の部分で、第2アクセントが後半の[tɔːr]の部分です。
この単語の英語の発音を無理矢理カタカナで表記するなら「レェパトォリィ」という感じになります。
最初の「レェ」の部分を高く、強く、かつ、少々長めに発音すると良いでしょう。
そして、次の「パ」の部分は、むしろ短く、低く、弱く発音しましょう。
その次の「トォ」の部分も、特に音を高くする必要はありませんが、やや長めに発音する、という程度です。
最後の「リィ」もそのまま低く、弱く、でも丁寧に単語を締めくくるように発音しましょう。
日本語のカタカナの発音では最初の「レ」が低く、「パ」が高く「ートリーの部分が低くなる、という音程となるのが一般的でしょうけれど、音の長さのバランス、および音の高さのバランスが英語では全く異なるのです。
是非覚えておいてくださいね。
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さあ、いかがでしたか?
またランダムでお届けしますので、次回をどうぞお楽しみに!
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