英単語の発音で、日本人の多くが「勘違い」しているものがあります。
それを1つずつ紹介していくコーナーです。
今日の題材は「Mrs.」という言葉です。
これは「既婚女性」の名前の前につける敬称です。
公式な場面では、今ではこの言葉は極力避けられる傾向にありますが、日常的には、今でもアメリカでは使われているところもあるようです。
これの発音を「ミセス」だと思っている人もいるでしょうけれど、それは勘違いです。
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「Mrs.」の発音記号は[mísiz]です。
これを敢えてカタカナで表記するなら「ミィスィz」のようになります。
最初の「ミ」は良いのですが、その次の音は「セ」というよりは「スィ」という感じです。
そして、最後は「ス」ではなく「ズ」のような感じになるのですが、実は、[z]は単語の最後(語尾)では「無声音」として発音されるのが普通なので、[s]と[z]では、日本人にはほとんど違いなく聞こえてしまう可能性が高いでしょう。
微妙な違いではありますが、「ミセス」と発音するのと、「ミスィz」と発音するのでは、やはり違って聞こえるものです。
是非覚えておいてくださいね。
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